スキップしてメイン コンテンツに移動

Unbreakable Enterprise KernelのI/Oスケジューラ

Unbreakable Enterprise KernelにUpgradeして気づいたのですがkernelのI/Oスケジューラが変更されていますね。
Upgrade前(OEL5.5)ではないのですが、多分5.3? 5.4?の時のI/Oスケジューラは以下でした。

[oracle@kshinkub ~]# uname -a
Linux kshinkub 2.6.18-164.el5 #1 SMP Fri Sep 17 15:51:48 EDT 2009 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

[oracle@kshinkub ~]# cat /sys/block/sda/queue/scheduler
noop anticipatory deadline [cfq]



Upgrade後は以下のようになっていました。
[oracle@kshinkub ~]$ uname -a
Linux kshinkub 2.6.32-100.0.19.el5 #1 SMP Fri Sep 17 17:51:41 EDT 2010 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

[oracle@kshinkub ~]$ cat /sys/block/sda/queue/scheduler
noop anticipatory [deadline] cfq


確か、deadlineはDBMSなどに向くと聞いたような気がするが。ちょっと時間のある時に調べることにする

コメント

  1. 以前、DBマガジン2009年5月号の「Linux-DBサーバー構築入門/松信嘉範」で、Linux の I/O スケジューラは deadline か noop がおすすめと書かれていました。私は deadline を使っています。

    http://d.hatena.ne.jp/yohei-a/20090330/1238377879

    返信削除
  2. 情報ありがとうございます。SSDなどは、noopのように何も制御しないi/o schedulerがお似合いかも知れません。これも、検証ネタです。うーん。こちらもqueueに溜まってきました。。。

    返信削除
  3. > SSDなどは、noopのように何も制御しないi/o schedulerがお似合いかも知れません。

    なるほど。
    HDDと違って、シークタイムやサーチタイムがないSSDの場合、何も制御しないほうが速いかもしれないということですね。

    > これも、検証ネタです。うーん。こちらもqueueに溜まってきました。。。

    この検証結果はどうなるか気になります。
    それにしても、新久保さんの検証ペース速すぎです。。。

    返信削除

コメントを投稿